皆様は塾講師についてどれくらいご存じでしょうか。ネットを調べてみると、「頭が悪い」「学歴は」「きつい」など色々出てきますが、3年近く毎日塾で働いた私が詳しく解説していきます。興味のある方、これから塾講師として働きたい方は必見です。
- 塾講師は頭が良い?悪い?
- 塾講師の学歴
- 塾講師はきつい?
- 業務内容は?
- まとめ
以上を重点においてお話ししていきます。
塾講師は頭が良い?悪い?
結論から申し上げますと、頭は良いと思います。
少なくとも大学へ進学はしていますし、誰かに教えると言う意識を持って来ている方々ですので聡明な方が多いです。
しかしながら、バイトなどでいらっしゃる方は社会経験に乏しかったり内気な方もいらっしゃいますので「勉強ができる」と捉えてもらった方が良いかもしれません。
もちろん、姿勢や吸収力、コミュニケーション能力は人それぞれですので一概には言えませんが素直で真面目な方が多い印象です。
さらに言えば、教える相手の年齢や科目によっても変わってきますが塾側も1番合っている事をやらせてくれるため不安要素にはなりにくいと思います。
私のいた職場では知識不足で怒られている人はいませんでしたよ。
塾講師の学歴
やはり人に何かを教える職業ですので学歴が気になる方も多いかと思います。
塾講師の学歴は千差万別で早慶やMARCH、国立大出身もいればそれ以外の大学出身者も沢山います。
早稲田出身だから良いとかと言うことはなく、それぞれが個性を出して活躍しています。
中には高卒だけどきちんと勉強してスペシャリストになったという話も聞いたことがあるくらいです。
いかに「楽しく」「わかりやすく」教えるのかが大事ですね。
塾講師はきつい?
ぶっちゃけ結論はきついです。
進路は生徒の人生を左右するものになるので責任感も必要ですし、ある程度の期間教えなければならないため急に休んだりすることが難しいです。
さらには生徒の成績を分析したり、コミュニケーション、質問対応などその生徒のためにやるべきことは沢山あります。
しかし、その分やりがいを感じられたり、感謝されたりするので「最初は熱中するつもりじゃなかったけど気づいたら楽しくて仕方なくなっていた」という人もいます。
「人の人生に関わることをするのは不安だ」という方、すごくわかります。次は具体的な業務内容について説明しますので、少しでもイメージできたら幸いです。
自分にとってはどこが難しそうか考えてみてください。
業務内容は?
塾講師というと、とにかく授業をして生徒を志望校合格へと導いていくというイメージがあるかと思います。
これは決して間違ってはいませんが、他にも沢山やることがあります。
✔︎何よりもまず授業の準備
まず初めに商品とも言える授業の準備です。
いつ何を教えるかというのはある程度決まっていますのでそれをどう教えていくか、質問はどんなものが来るのかなど自分の理解を深めて見せ方を研ぎ澄ませていく必要があります。
ほかの人の具体例などを研究して自分のものにする事で段々と身についていくでしょう。
✔︎生徒、保護者とコミュニケーション
直接教える生徒やその保護者との関係作りも重要な業務です。
大切なのは寄り添うこと。
生徒には一緒に受験をしてくんだという気持ちで接し、保護者には一緒に育てていくんだという気持ちで接していきましょう。
打ち解けることができればお互いに気持ち良く勉強できますよね。
✔︎細々とした業務(採点、添削、質問対応、試験監督)
おそらくキツイと言われている1番の原因はこの辺りにあると思います。
塾講師と言うのは授業をするだけでなく、テストの採点や質問対応などの業務も行います。
自分の教えている生徒の情報を確認、分析して今後の方針を決めていく必要があるため非常に大切な業務ですが、量が多くなりがちです。
単純に教えている人数だったり、難易度だったりによってかかる時間も変わります。
人によっては授業以外の日に毎日来てそういった業務を済ませている人もいます。そうなると「思っていたのと違う」「そんな時間はない」=「きつい!」となるわけです。
ここで1つ注意しておきたいのが、こういった業務も給与は発生しますが、採点、添削のクオリティや質問対応の量は人によって違うためルールを所属長にあらかじめ確認した方が良いと思われます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
講師は頭が良い。学歴は多様。意外ときついと言われる原因は授業以外のところ。という結論でした。
私が塾業界に入って感じたのは「変な人が多い」というところですね。なんか、変わった人が多いんですよね。
人生経験や経歴の豊富な方もいるので雑談が面白かったりします。
とても素敵な職業だと思うので、チャレンジしてみるのも良いかもしれませんね。
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